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鈴本の夜の部。夫婦漫才「おしどり」が良かった。

鈴本演芸場 おしどり

最近はもっぱら気分転換の際の行動パターンが定石化しています。絵画を見るか、落語を聴くか。昨日は後者。夕方から時間が空いたので、鈴本演芸場に足を運びました。

通常、漫才やマジック、小唄といった落語の合間に挟まれる色物さんは、ぼくにとっては「一息ついたリラックスタイム」なんです。噺に集中するときとはまた違う、力の抜けたお笑い時間。色物さんの中には「トイレに行くなら今ですよぉー」なんて笑いを取るも方もいるくらい。もちろん真に受ける客はいませんが、やはりプロってすごい。そうしれっと言えるものじゃない。

この色物さんで目を引いたのは、夫婦漫才コンビのおしどり(漫才のホームランの代演)。針金でなんでも作る夫のケンと、アコーディオンでシャンソンを弾きながらトークを引っ張る妻マコのお二方。

客席をいじり笑わせてくれるのですが、客席から「何を作ってほしいか」リクエストを聞いてしまう。「白鵬!」という無茶振りにもちゃんと形にして答えてたケンさん、驚いちゃいました。

これにマコさんがアコーディオンで伴奏をつけるのだけど、この音色と曲調が哀感を帯びていて、なんだか涙が出そうに。そんな自分にまたびっくり。

調べてみたらこの二人、原発に切り込む芸人ジャーナリストとしても勇名を馳せているそうではないですか。いやはや全く知りませんでした。

この日は漫才のホンキートンク(ストレート松浦の代演)も飛ばしてましたが、初見のインパクトでおしどりがダントツ。今後注目したい芸人さんです。

鈴本演芸場 2017年5月下席

落語も大いに笑いました。面白かった噺家と演目はこちら。

春風亭一朝さん

「蛙茶番」

古今亭菊之丞さん

「権助魚」

五街道雲助さん

「辰巳の辻占」

隅田川馬石さん

「粗忽の使者」

菊之丞さんが抜群でした。トリは馬石さんで、「そそっかしい人」のマクラからの本題がなるほどな流れ。楽しめました。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性