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堀江さんは共感性の人では。

自分のブログで社会時評するつもりはないけど、考えさせられた記事だったので触れておきたい。

ホリエモンこと堀江貴文さんの新著はまだ読んでないけど、このインタビュー(本人執筆?)には非常に共感しました。と同時に、本音を隠そうともしない語り口に、こちらがハラハラするくらい。

”メールやファクスを送ったあとに「今メールを送りましたから」「今ファクスしましたから」と電話を鳴らしてくるバカもいる”

痛快というか痛烈すぎて笑いました。堀江さんが言いたいことは本当によくわかる。ぼくも電話はするのも受けるのも大嫌い。トイレだろうと食事中だろうと、相手の都合おかまいなしだからね。

でも電話大好きな人、いるんです。けっこう多くて閉口するもん。以前、担当変更の報告をメールで終えたら、烈火のごとく怒って電話をかけてきた遠方のクライアントがいたっけ。異動じゃないよ、ただの担当変更だよ。そんなに密接にやり取りしているわけでもない細い客。こちらとしては相手の時間を奪いたくないし、奪うまでもない用件だからメールしてるんだけど、まぁ考え方の違いでしょうね。会話での挨拶がないからおかんむりなわけですよ。

で、そういう人に限って、進行の可否の連絡を寄越さないし、お前のところに仕事を出さないなどと権限もないくせに息巻くんだよね。

こちらからクライアントに電話して、相手が不在だった際に「折り返し電話ください」という神経のヤツも信じられん。火急を要する以外で相手にコールバックさせるのを何とも思わないらしい。で、こういうヤツに限って、かかってくる電話を自ら率先してとろうとしない。あなた宛の電話だよ。その折り返し電話で、誰かが手を止めて受話器を取ってるんだっつーの。

以前、感想を書いたホイチョイの本には「メールを送ったら必ず電話で確認する」というのがありました。要するに、堀江さん世代ではなく、シニア層とか逃げ切り層とか、メールを読まないオヤジ相手の対策として。こんなシーラカンスがはびこるうちは電話も仕方ないのか。

この肉声の手段を乱用しちゃあかんぜ。故郷の親の声を聞くとか、遠距離恋愛中とか、単身赴任中とかで、身近な人との肉声コミュニケーションの切り札として電話は活用されるべきじゃないかな。あとは110番、119番くらいだろう。

ところで堀江さん、案外共感性が高い人じゃないかと想像。いろいろ言われているけど、根っこは優しい人だと思いたい。自分は邪魔されたくないが、あなたもそうだろうと。自分時間を取り戻せと不特定多数に呼びかけているんですから。少なくとも自分さえよければの人とは違う。「電話の話だけ」でここまで膨らませられる人、そうはいない。

ぼくにとって自分時間の拡大は追求が終わらないテーマ。ひたすら意識して、そのうち無意識に自由時間が広がっていたという素敵な未来にしたい。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性