超絶技巧ドラマー、テリー・ボジオのひとことが深かった件。

今月初め、「9月にブレッカー・ブラザーズ・バンドが来日公演する」とFacebookに流れてきて仰天。さっそくチケットを手配しました。

ぼくの好きなドラマーの一人、テリー・ボジオの公式FBからの情報です。テリーが参加した1978年リリース『HEAVY METAL BE-BOP』という、ウルトラヘヴィな音で占められたアルバムが大好きなので、これは楽しみです。

実は3年前、今回の来日と全く同じメンバーが「ブレッカー・ブラザーズ リユニオン」を名乗り、最初で最後(かも?)という触れ込みでLIVEをやったんです。クラブチッタ川崎で観たときは、衰えるどころか、ますますトンがったサウンドにシビれまくりでした。

LIVEに臨む前、テリーが「バンドでドラムを叩くのはこれが最後」と明言していたため、目と耳をかっぽじって集中したのですが。今回またやるとはどういう心境の変化なのか。まぁいいや。朗報を素直に受け止めよう。

そのテリーが英国のプログレバンドUKのメンバーとして来日した際、リズム&ドラム・マガジンのインタビューでこんなことを語ってました。

「まず初めは基礎やテクニックやスタイルを学ぶ。それから自分の好きなドラマーをマネしたり、コピーしたりする。その次にやっと自分を探し始めるんだ」
(リズム&ドラム・マガジン 2012年9月号より)

ドラム・マガジン

テリーの何気ないひとこと、今に至るまで妙に脳裏に引っかかってます。これ、ドラマーだけを指したものではない。あらゆる人に当てはまるといえます。

基礎を学び、マネから自己流に。自己流が本物に。自分のスタイルを確立するまでは、「試行錯誤」と「道に迷いながらの旅」です。

そして、たぶんその旅には終わりがない。終着点と自分で決めてしまった時点でたぶん老い先短いでしょう。

でも旅は終わらないほうが絶対楽しい。行き先が分からないミステリーツアーなら、なおさらです。もちろんある程度アタリはつけるけど。軸を決めて、でも柔軟に。針路を定めていきたい。つくづくそう思います。