キルケラン。キャンベルタウンの栄枯盛衰を想像する。

前頁の続き。ハイランドのグレンモーレンジと並んで、ぼくが大好きなのがキャンベルタウンのJ&A・ミッチェルが持つスプリングバンク、ロングロウです。

J&A・ミッチェルは未だ独立資本を維持しているスコットランドでも貴重な蒸留所です(クラフトを除けば、あとはスペイサイドのグレンファークラスくらい。ここも大好き)。

そのスプリングバンク蒸留所から徒歩で10分のところに位置しているという、グレンガイル蒸留所。米国が禁酒法時代真っ只中の1925年に閉鎖してしまった蒸留所を、スプリングバンクの現オーナーが復活させたとか。そのグレンガイル蒸留所のシングルモルトです。

キルケラン12y

  • 香り… スィートでフローラル。パンケーキ、バニラクリーム。加水後はトロピカルフルーツ。
  • 味…ミディアム。黒蜜、バタートースト、メロン。後口はスパイシー。加水してモロヘイヤ。
  • 総評…どちらかといえば食後向け。甘辛の両極に振られないバランスで、おやつ時間にも面白い。ぼくはカステラと合わせたくなった。
  • 次に飲むのは?…アラン10y、リンクウッド12y。

@カドヤ黒門町スタンド

キルケラン12年

キルケラン12年

中庸ながら、香りも味も多彩な表情を持ってます。スプリングバンクとは全く異なる魅力のシングルモルト。今後の展開が楽しみです。