古本店からベイクショップまで。谷中「キッテ通り」は歩くのが楽しい穴場ストリート。

世間は3連休ですが、安定の休日出勤です。連休中日の8日だけは休みを確保し、千代田区外神田から台東区谷中まで徒歩でぶらぶらしてみました。千代田区のアートスペース、アーツ千代田3331に用があったのと、5年前まで住んでいた文京区根津の近況を見たかったのと……。

アーツ千代田3331には、タクシーを使ってアナログテレビを持参しました。なんで? ブラウン管テレビを使ったアートプロジェクトに協力すべく、自宅に残っていたアナログテレビを断捨離したのです。

よくこんなもの取っておいたものだな。ま、捨てられなかっただけですが。粗大ごみの手配が面倒くさくて放置プレイしていたんです。

そこから不忍通りや、通りから1本入った裏道を散歩して、数年前まで住んでいた根津・谷中界隈へ。ゆっくり歩いても1時間くらいの道のりですが、まぁ住んでいたころよりずいぶん変化を遂げています。今も食事ついでにちょくちょく訪れるのですが、もう歩くたびに発見があって飽きません。

外国人ツーリストの間で特に有名な澤の屋旅館から、さらに奥に一本隔てた道が「キッテ通り」と名付けられ、ちょうど「水玉市」というお祭りをやっていました。水玉のようにお店が点在するという由来らしい。古本店ひるねこBOOKSさんがブログで思いを書かれています。メインストリート沿いではなく、あえて店らしきものがない奥また奥の目立たない通りで、何かを起こそうという試みが面白い。

谷根千界隈では、地元でおなじみとなったイベント「一箱古本市」(誰もが店主となって自分の持つ本を段ボールひと箱に詰めて売ることができる。第1回に店主として参加したのが密かな自慢)をやったり、通称「へび道」という曲がりくねった道沿いに洒落た店が立ち並びはじめたりと、10年くらい前からすでに新陳代謝が盛んでした。

谷中 クラシコ

こないだ久々に覗いたのはこちら「クラシコ」という衣料品店。ご主人が国産ブランドの目利きで、スタジオオリベのパンツ(リブパンもチノパンも手放せない!機能的なデザインとクオリティ秀逸)も、京都ブランドKATOのTシャツも、ココで知りました。行けば必ず何かしらの服を買ってしまうという、ある意味おそろしいショップです。

谷中 サクセション

こちらは焼き菓子とパンのお店「サクセション」。静かな通り沿いですが、いつ来ても女性を中心とするお客さんでにぎわっています。

谷中サクセション フラン

ぼくはシナモンロールと、この「フラン」(税抜500円)というカスタードクリームをオーブンで焼いたケーキが特に好み。イートインもできるし、ランチもやってます。ランチはクロックムッシュとかカレーとかありましたが、行くなら早めの時間がいいですよ。ほんとうに人気があるので売り切れ御免といった感じです。

澤の屋旅館

温故知新というか、昔ながらの雰囲気とか、付かず離れずの気風とかを損なわずに、新たな町おこしが活発なこの界隈、やっぱりいいです。なーんて思いながら、今回は雑貨店「ツバメハウス」で古着のコートを5000円で購入。掘り出し物をゲットし、ホクホクしながら来た道を戻って帰宅したのでした。ツバメハウスでは予定を延長し、来週末10月14日・15日も古着セールを行う予定とか。結局お買い物の巻。