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不倫がかくも騒がれるわけ。

タルトタタン

古くは金妻から最近のゲス川谷さんまで、マスコミのみならずネット界隈でも「不倫」の文字が躍らない日はないですね。不倫ゼッタイダメというのは簡単ですが、なぜこうまで当事者が叩かれるのでしょうか。

現代における不義密通は、それをしたからといって法律上は犯罪にはなりません。が、倫理的・道義的にどうなんだ、人としてあり得ない。という具合に叩かれるわけです。

不倫している本人たちは良くても、それが発覚した場合の悪影響ははかり知れない。周りを激しく深く傷つけ、自分の周囲のその後の人生まで壊してしまいかねない。

既婚者がらみの許されぬ恋ゆえ、不倫はいけない。理解できます。が、当事者とそれに近い周辺以外がああだこうだと意見するのはおかしな話。この修羅場は第三者に関係ないし。

単なる批判ではなく、ネットやメディアで執拗に叩く側の心理を考えるに。義憤にかられる、ゴシップ的な興味本位。これらに加えて、ずばり「うらやましい」からじゃないのかな。その本心を道徳でラッピングし、叩く。

そういう焦がれるような恋愛に夢中なっている人に対しての、つまるところ単純にジェラシーです。これに不貞行為という燃料が加わり、猛烈なバッシングとなる。

でもねえ、考えてみてほしい。今はそうやって叩いていたとしても、自分だけはゼッタイ交通事故に遭わないと断言できますか。

「そういう出会いがあったとしても、自分を律することくらいできる」という答えはナシで。エビデンスのない観念論は夫婦の会話だけでいいです。

人間て、そんなに強いものじゃないんじゃないかな。強くないから悪徳とわかっているものに手が出てしまう。

一般論で悪いことだという認識くらい当事者にだってある。ただ、浮気が文字通り「気の浮つき」なら、不倫はそれどころではなく「心まで相手に持って行かれてしまった状態」です。

不幸にしてそんなシアワセな状態になってしまった二人は、周りを不幸にしないための細心の注意と覚悟が必要。

自分を信じてくれた人への裏切り行為だという自覚に耐えられなかったり、良心の呵責を覚えたりする人は、最初から不倫などしないことです。

――などということを、無所属で当選した山尾議員の報道を見て思いました。修羅場をくぐってきたことが顔つきに出ていますね。

危機管理というか、選挙戦の戦略性も見事。私生活云々ではなく、政策本位と仕事ぶりで評価されるべきと思います。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性