新聞コラムは今を知る絶好のネタ帳。

新聞が読まれない(といわれる)時代に、あえて言いますと。どんなに多忙な人でも、そこさえ読んでれば手っ取り早く世相を知ることができるもの。それが新聞朝刊の1面コラムです。朝日新聞の「天声人語」、読売新聞の「編集手帳」、日本経済新聞の「春秋」、毎日新聞の「余録」、産経新聞の「産経抄」、東京新聞の「筆洗」などですね。

新聞なんか購読してないし、読まないし? そういう人が多いことを見越してでしょうか。このコラムと社説(ほとんどが2面右上に掲載)は新聞各社は自社サイトで「タダ読み」提供しているんですよね。朝読の大手2紙が無料とはいえID登録が必要なのは残念。あとは踏めば、そのまま読めるはず。上記一般紙6紙のコラムをすべて毎日読むことができればパーフェクトです。

1面コラムと社説は、新聞社のスタンスを示す「顔」ですから、各社とも無料展開しているのでしょう。文中の「▼」や「◆」は段落です。狭い欄でめいっぱいの文字数を載せるため、こういう工夫がなされています。

ブロガーとして書くことと直接関係ないかもしれませんが、読むほうとしては「世の中で今起きていることを知る」のみならず、文章構成としても非常に勉強になります。起承転結とよく言われますが、必ずしもそのようにきれいに収まっているとは限りません。

取材で得た要素と世相の捉え方、蓄積された自らの知識と見識。これらを600字程度でまとめる、凝縮する。この巧みさ、密かに手本にしているくらいです。

転じてブログ。目次が付くような長文のブログは否定しませんが、よほど興味があるネタでないかぎり、ネットでは「ちゃちゃっ」と読みたいんですよね。1600字を超えるような長文なら、もうリアルの本(冊子)がいい。

読み手の時間を取らせず、されど必要な情報は取らせる。

ぼくのブログがだいたい1000字前後なのも、これを意識してのことだったりします。必要な情報かどうかは――。頑張らないといけない。ひたすら研鑽するしかないですね。