初笑いは落語。桃月庵白酒さん、春風亭一朝さんが特筆でした。

東京・かめありリリオホールで行われたホール落語会「新春寿寄席~初春江戸落語~」を見てきました。

“ホール落語”と便宜的に言いましたが、複数の芸人さんが入れ替わり立ち替わり、芸を披露するものです。定席の寄席でもなく、ソロライブに当たる独演会でもない、オムニバスの公演です。なんと一番前の、どセンター。いやはや、どうせなら宝塚大劇場のSS席で体験したかった。

 

今日の出演者の方はこちら(敬称略)。登場順に、

  • 入船亭小辰
  • 桃月庵白酒
  • 桂文治
  • 古今亭菊之丞
  • 宮田昇・陽
  • 春風亭一朝

の6組です。

演目はこちら。

 

白酒さんは、相変わらず枕がふるってます。飛脚の話にちなんで、配達員による荷物投げ捨て騒動をいじり。かと思えば、文治さんは、かつて住んでいた西武線沿線で利用していたというスーパーマーケットで、会員カード作成を拒まれたことをネタにする。いやはや、正月アタマからどす黒いツカミが炸裂していました。笑って笑って、我が身の腹黒さに置き換え…な、ひとときでした。

トリを務めたのは一朝さん。古典落語で有名な「井戸の茶碗」をたっぷり魅せてくれました。正直者ばかりが登場する、正月にぴったりのすがすがしい人情噺。ですが、何かこう「もやもやっ」とするのです。気位の高い細川藩家臣と、長屋に住む浪人の間を取り持ち、気苦労ばかり。右往左往させられた揚げ句、ほとんど取り分のない「くず屋の清兵衛」さんにシンパシーを感じたからでしょうね。

 

さて、今日は少し早めの夕ごはん。なじみの釜めし春で「鯛釜めし」をいただきました。混んでいても落ち着く店です。まさに心の故郷。今年もよろしく。