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休暇中も容赦ない仕事のメールをどうするか。

北野天満宮の桜

今月4月末に休暇を取得してスコットランドに行きます。自分が社会人になってからの本格的な連続休暇(7営業日)は、「初めて」といっていいくらいです。で、休暇を取ると決めた今年の1月から今に至るまで、ずーっと悩んでいることがあります。それは「会社の自分宛てに来たメールを、社外から見られるようにするか」です。

というか、ぶっちゃけ、そんなこと「したくない」のです。ここまで自分が嫌がるのは、職住近接が背景にあるのかなと思います。知らず知らずのうちに、通勤時間の短さは大きなウェイトを占めていました。モバイルでちょくちょく会社のメールをチェックするのがそもそも苦痛。そうするくらいなら、家から電車で一駅の職場に行ってメールを見ますよって考えなのです。

フリーランサーの方や役職の方、外回りの多いビジネスパーソンにしてみれば、外でメールチェックすることなど当たり前でしょう。何をためらっているのか、と笑うでしょう。それでも、ぼくは「イヤ」なのです。だって、これができるようになったら、間違いなく空いた時間、ニッチタイムにメールチェックしますよね。チェックだけでならまだしも、返信もしちゃいますよね。そうすると、貴重な休みの時間を削がれてしまいます。たとえ数分でもね。ちょっとでも日常に戻りたくない、会社での仕事に邪魔されたくないのです。念願だったスコットランド行きが叶うのだから、なおさらです。

先に触れたように、独立した方なら、こんなのは些末なこと、躊躇ないですよね。ぼくは労働時間を減らしている取り組み中ですが、まだまだ短時間労働には程遠い。ゆえに「休みのときくらいに好きにさせろよ、このヤロー」と内心で毒づいているわけです。

この抵抗感、冷静に自分を客観視すると、会社にまだまだ隷属していることの裏返しだなと。「仕事だから嫌い」ではなく、「好きなことを仕事に」したい。遊びと仕事をボーダーレスにするのが、目指すところです。そのために、できるだけ嫌いなことは遠ざける。そうやって創出した時間を、自分が好きなことをして食っていくために必要なインプットに費やしたい。

この取り組みは一朝一夕にできるものではなく、それこそ不断の努力で勝ち取っていくものです。会社人間になるのは簡単ですよ。毎日〆切に追われてればいいだけの話。考えることをせず、労働に埋没していればいいんだもん。でも、ぼくはそんなのは嫌だ。強い意志をもって脱会社人間を目指し、自分を確立していきたい。

シュガートゥースカフェの焼き菓子

シュガートゥースカフェの焼き菓子

 

冒頭の写真は京都・北野天満宮の桜です。あ、文頭の自問をどうするか、の話でしたっけ。会社にモバイル端末の使用申請したら負けだよな。どうにか勝つ方法を考えよっと。最後の写真は、同じく京都のSUGAR TOOTH Cafeで。青リンゴとカスタードのタルト、チョコレートレイヤーケーキです。ここはいつも素晴らしい焼き菓子を出してくれます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性