グレンモーレンジ2種を飲み比べ。「ですぺら」でシングルモルト自学自習。

赤坂見附「ですぺら」へ。スコットランドへの旅行前に、ハイランド系のシングルモルトの経験を積んでおきたく、店主の中村さんに相談です。こんなに楽しい勉強、ほかにはまずありません。なら勉強じゃなくて遊びか。おそらくぼくが最も好きなシングルモルト、グレンモーレンジ。その2種、飲んできました。中村さんも「18年がベンチマークになる」と仰るから、まず間違いがないのですよ。

グレンモーレンジ デュタック(ルイヴィトン・モエヘネシー)

  • 香り…終盤までエステリー。シェリー酒。ブドウ、ラズベリー。若干パフューミー。
  • 味…ミディアムボディでとっつきやすい。バニラウェハース、カスタードクリーム。後半はドライで、フィニッシュは一味唐辛子。
  • 総評…女子が喜びそうな果実感とシュガーチック、最後に見せる男っぽさが相まった、ユニセックスなやつ。ストレート押しだが、ロックでも楽しそう。

グレンモーレンジ デュタック

こないだ飲んだ富士御殿場蒸留所シングルモルト17yを思い起こさせるエステリーさ。モーレンジってお酒、華やかで、ウイスキーなのにフェミニンで、大好きなんですよね。ぼくの中でシングルモルトの原点に立ち返るといったら、間違いなくグレンモーレンジです。

このデュタックは免税店向けに出したやつらしいです。バーボンカスクの原酒を、ペドロヒメネス・シェリー樽とバージンオーク樽で熟成させた原酒と掛け合わせて造られたとか。「樽のパイオニア」との誉れ高い蒸留所だけに、こういう細かい着想と裏付け実験(しかも何十年単位でっせ)を行うベンチャー気質、あっぱれですよね。企業だったら「研究開発費」の部分が相当あるんじゃないのかな、と要らぬことを考えてしまいました。

中村さんお任せにした2杯目、飲み比べとなりました。あす次頁で触れます。