『人間風車』14年ぶりの再演。怖さよりも、人の愚かさが悲しい鑑賞感。

「人間風車」東京芸術劇場

売れない童話作家が創った童話に、周囲の人間が恐怖のどん底に突き落とされるホラー。後藤ひろひとの快作(怪作?)芝居『人間風車』を観てきました。

コントチックな脱力系の笑いが続く前半、かと思いきや突如、阿鼻叫喚の地獄へと切り替わる後半は心臓をわしづかみに。東京芸術劇場プレイハウスで2017年10月9日まで、その後全国公演を展開。今回の3度目の再演をネタばれなし(難しい!)で振り返ります。

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夏に観るにピッタリの芝居「プレイヤー」、虚構と現実の境目に混乱する。

東大 池之端門

Bunkamuraシアターコクーンで2017年8月27日まで上演中の芝居『プレイヤー』を観てきました。藤原竜也、仲村トオル、成海璃子、真飛聖などが出演。ヒジョーに薄気味の悪い、観ながら寒気を覚える物語です。8月31日から9月5日は大阪、9月9日・10日は静岡公演があります。

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アンジェイ・ワイダ『世代』と、黒澤明『生きる』を連続で観ました。

神戸フロインドリーブ

雨の日曜日、自宅のブルーレイレコーダーに録ったまま放置していた映画を2本、立て続けに観ました。偶然ですが両方とも1950年代前半に公開されたモノクロームの名作です。

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スカステで久しぶりに見た”ドリキン”のせいで、星組”スカピン”の感動が薄まった件。

星組東京公演 スカーレット・ピンパーネル

もー、めんどくさくて仕方ない。行ったら行ったで「よかったー」って感想に落ち着くに決まっているのですが、いちいち感動するのが「めんどくさい」のです。ま、プラチナチケットだし、礼真琴さんも頑張っていることだし、罰当たりなことを言ってはいけません。というわけで、星組『スカーレット・ピンパーネル』東京公演を観に行ってきました。

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ミュージカル『グレート・ギャツビー』。もう少しキャッチーな曲がほしかった。

グレート・ギャツビー 日生劇場

『髑髏城の七人』の後は、日生劇場に移動して『グレート・ギャツビー』です。井上芳雄主演、小池修一郎演出という鉄板のキャスト&スタッフでしたが、こちらは乗れませんでした。楽曲も難しいし、そもそも原作が好きでないからなぁ。

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