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ジュラ 19年 ザ・パップス:熟成年と極甘口シェリーのフィニッシュがテキメン。

ジュラ19年 ザ・パップス

アイランズモルト、ジュラの免税店向けボトルです。
やや発酵臭もあり、加えて味わいは甘草や生姜的なものがあり、好みが分かれそう。

ジュラ19年 ザ・パップス(Isle of Jura The Paps 19y) 45.6%

  • 香り…バターとコケモモジャム、心なし硫黄臭、ピクルス、時間経つと糖蜜も。
  • 味…甘さから入るも全般的にやや渋く、タンニンチック。枝つきレーズン、リコリスとシナモン、ダークチョコレート、セージやディル、ジンジャーブレッド。
  • 総評…ジュラのファンなら一目でそれとわかる仕上がり。比較的長めの熟成ゆえに、始終リッチな飲み心地。

81点

@ plat すずらん通り

ジュラ19年 ザ・パップスをテイスティング

通常のアメリカンホワイトオークのバーボン樽で熟成後、40年もののPXシェリーカスクで追熟されています。
「パップス」とは、ジュラ島西部の有名な丘にちなんでいるとか。

熟成年的には中〜長熟レンジですが、濃ゆい味わいでけっこうな座持ち。
フィニッシュのペドロヒメネスシェリー樽の影響が前面に出た形です。
コンテンツも豊富で、スパイスやハーブ系を好む人にはハマるかも。

個人的にこの19年には、やりすぎな趣向を感じましたが。
とはいえ最近ライトなウイスキーを飲んでばかりなので、久しぶりにコテッとした濃密さを楽しめました。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性