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美術・本
山の上ホテルを継承する明治大学で、川端康成&三島由紀夫の足跡を垣間見る
東京のクラシックホテルのひとつ『山の上ホテル』は、建物の老朽化に対応すべく2024年から休業していま […] -
美術・本
【戯曲】ソポクレス『オイディプス王』:人間の愚かさを晒す名作古典
この本から得た教訓としては「地獄への道は善意で舗装されている」のであり、また「人間万事塞翁が馬」でも […] -
美術・本
【小説】三浦しをん『月魚』:古本愛を主題に展開する切ないドラマ
本好きでしかも古本好きなら堪らない物語です。 古書が題材との前情報以外は予備知識なかったのですが、正 […] -
美術・本
【新書】千葉雅也『現代思想入門』:哲学の手ほどきで終わらない希望の書
入門と言いながら難解な内容の書籍は数多ありますが、ほんとにサクサク読めて内容が朧げながらもつかめる。 […] -
美術・本
【SF】コニー・ウィリス『空襲警報』:終末、タイムトラベル……シリアス好編詰め合…
SF摂取不足の身としてコニー・ウィリス(Connie Willis/1945-)の代表作のひとつ『航 […] -
美術・本
テレンス・コンランのデザインのカギは遊び心ではないか
テレンス・コンラン(1931-2020)といえば洒脱で洗練された家具をデザインする人というイメージで […] -
美術・本
【ノンフィクション】本田靖春『誘拐』:どうしても加害者に共感できぬ
ワシは子どもに関心がない。 そりゃ元気で無邪気な児童の様子を見たら、世間一般の人並みに笑みがこぼれた […] -
美術・本
【エッセイ】遠藤周作『十頁だけ読んでごらんなさい。』:軽妙にして実践的な文章術指…
どれほどワクワクや笑いを提供してくれるタイトルかと思いきや「手紙の書き方」についての本だったとは。 […] -
美術・本
【小説】『比類なきジーヴス』:機知と洒脱なセリフに満ちた英国ユーモアの片鱗
教養を前面に出すことなく、でも教養があればもっと楽しむことができ、皮肉っぽく、ブラックジョーク的な味 […] -
美術・本
【小説】梶山季之『黒の試走車』:あらゆる娯楽要素が詰まった大衆小説
今では考えられないセクハラな男の言動や対照的な女性のエレガントさ。なんたって、女性の下着を「パンティ […] -
美術・本
【エッセイ】彬子女王『赤と青のガウン』:冒険のような留学の日々を疑似体験
特に期待せずに手にした文庫本に、これほど胸躍らされるとは。途中何度も涙が止まらなくなったことには自分 […] -
美術・本
【哲学】ショーペンハウアー『自殺について』:自殺論よりも生のヒント
ショーペンハウアー(アルテゥル・ショウペンハウエル/1788-1860)『余録と補遺』の一部を収めた […]
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