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美術・本
【戯曲】安部公房『友達・棒になった男』:不思議とジワる前衛ストーリー
理解を超えているからこその「不条理」なのだろうけど、安部公房の戯曲『友達・棒になった男』(新潮文庫) […] -
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【戯曲】ベケット『ゴドーを待ちながら』:ひたすら答えのない世界に耐える
不条理演劇の傑作として今に語り継がれる『ゴドーを待ちながら』(1952、サミュエル・ベケット、安堂信 […] -
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【戯曲】シェイクスピア『オセロー』:居心地の悪さの正体
シェイクスピアの4大悲劇のなかで最も、読後最もいたたまれなくなるのが『オセロー』(1602、ウィリア […] -
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【小説】柚木麻子『BUTTER』:ダークヒロインの掌に踊らされる
2007年に起きた首都圏連続不審死事件の木嶋佳苗がモデルと聞いて、犯行を再現するような小説かと思いき […] -
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【戯曲】シェイクスピア『ハムレット』:一面で測れないのが人間
登場人物の8割以上が死屍累々となる『ハムレット』(1600‐01、ウィリアム・シェイクスピア、新潮文 […] -
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【小説】遠藤周作『留学』:諦念や挫折=棄教なのか
語学や資格修得、異文化体験、キャリアアップーー留学という言葉からは、成功への序章としての箔付け的な意 […] -
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【小説】太宰治『人間失格』:読者を自我と葛藤の渦に巻き込む
若い時分からだいぶ経って読み直してみても、コメントに困る小説であることに変わらない。 いやむしろこれ […] -
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【戯曲】シェイクスピア『リア王』:人間はいつまでも、どこまでも愚か
黒澤明監督の『乱』が大好きな映画でして、これを観たうえで『リア王』(1604‐06、ウィリアム・シェ […] -
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山の上ホテルを継承する明治大学で、川端康成&三島由紀夫の足跡を垣間見る
東京のクラシックホテルのひとつ『山の上ホテル』は、建物の老朽化に対応すべく2024年から休業していま […] -
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【戯曲】ソポクレス『オイディプス王』:人間の愚かさを晒す名作古典
この本から得た教訓としては「地獄への道は善意で舗装されている」のであり、また「人間万事塞翁が馬」でも […] -
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【小説】三浦しをん『月魚』:古本愛を主題に展開する切ないドラマ
本好きでしかも古本好きなら堪らない物語です。 古書が題材との前情報以外は予備知識なかったのですが、正 […] -
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【新書】千葉雅也『現代思想入門』:哲学の手ほどきで終わらない希望の書
入門と言いながら難解な内容の書籍は数多ありますが、ほんとにサクサク読めて内容が朧げながらもつかめる。 […]
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