キリンの「陸」、ストレート以外のミキシングで。

キリン「陸」

自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。
今回は2020年5月に発売されたキリン陸です。
近所のマインマートで購入し、500mlボトルお値段1,430円(税抜1,380円)。

キリンウイスキー 陸(KIRIN WHISKY RIKU) 50%

  • 香り…チェリーの乗ったプリンアラモード、バタークリーム、黄桃の缶詰。
  • 味…オレンジ、マーマレード、昔ながらのショートケーキ、加水するとトウモコロシのようにも。
  • 総評…昭和の喫茶店でパフェをつつくような甘さ。ストレートよりもミキシングしたほうが楽しめる。

80点

キリン「陸」をテイスティング

この「陸」は富士御殿場蒸留所のグレーン原酒を核としつつ、海外から運び込んだグレーンウイスキーと、モルトウイスキーとを混ぜたものだそうです。
サントリー「碧 Ao」、ニッカ「セッション」など、海外蒸留所の原酒を混ぜた「ワールドブレンデッド」ウイスキーのリリースが相次いでいますが、この「陸」も同じ流れでしょう。

キリンのウイスキーは「クリーン&エステリー」と称されますが、そんなフワッとした形容詞ではなく、ちょっと飲んだだけで富士御殿場製だとわかる何かがあるんですよね。
なんというか、蓮の花を彷彿とさせるエキゾチックがあります。
ことウイスキーについては、メジャー中のメジャーである同社のビールと異なり、かなり好みが分かれそうです。

この「陸」もストレートで飲むと、案の定バーボン的。
度数50%でキックがほしい飲兵衛も納得でしょうけど、水や氷を加えると、一気にこざっぱりとした飲み口に。
この分ならソーダ割りにしたほうがいいんじゃないかな。
実際ブランドサイトを覗いてみると、実に多様な飲み方を提案しています。

この記事を書いた人