初の2日間開催の東京ウイスキーフェス。いろいろ立ち寄ったなかで、印象的なことを簡単に備忘録にしておきます。
1.SMWSのブース
ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ(SMWS)のブースで、おためし2回。SMWSの会員は、会場で3回まで無料試飲することができます。僕は他にもセミナーやブースでちょい飲みを繰り返していたため、3回は使いませんでした。いただいたのは「35.163」(グレンマレイ1994、21年、56.4%、12,800円)と「125.75」(グレンモーレンジ2004、13年、22,000円、57.3%)。特にグレンマレイがキュッとした甘さで良かったです。
2.ハイランダーインのブース
SMWSのおとなりエイコーンのブースを挟んで、「Highlander inn Tokyo」のブースがありました。東京・中野にある愛好家にはおなじみのBARです。スコットランド・スペイサイドのクライゲラヒにあるホテル「ハイランダー・イン」の東京店といったほうが適切かな。死ぬまでに一度は行きたいホテルです。
というわけで、「ブラックアダ― クライゲラヒ11y ハイランダーインコラボ」を有料試飲(このクライゲラヒは500円)。見たこともない深緑の色合いに「!」。他にもすてきなアイテムが並んでましたが、お店のほうで味わおうと思います。
3.肥土さんのサインと山岡さんの本をゲット
会場をウロウロしていると、国内外問わずウイスキー界に名をはせる方々がたくさん。蒸留所関係者、ボトラーズ関係者、バーテンダーなど、キラ星のごとくスターが一堂に会している会場の絵に、なんだかうれしくなってしまいます。
そのうちのおひとり、ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎社長に声をかけ、雑誌「ウイスキーガロア」創刊号の表紙にサインをいただきました。肥土さん、ありがとうございます。僕は「お引止めしてすみません」と恐縮しきりでしたが、「いえいえ、いろいろ見てまわっているだけですから」と。なんて穏やかな紳士。あのイチローズモルトを作っている人なのだと合致しました。秩父蒸留所は一般見学を受け付けていませんが、ぜひ行きたい蒸留所のひとつです。いずれぜひ。
小学館・小学館集英社プロダクションのブースでは、ジャパニーズウイスキーと日本の蒸留所の今をガイドした書籍「ウイスキー・ライジング」(ステファン・ヴァン・エイケン著、小学館)を購入しました。編集者でウイスキー評論家の山岡秀雄さんが訳を手がけた約400ページの分厚い書籍で、読むのが楽しみ。併せて出版記念ボトル「あかし3年」も購入しました。
初日の場内は、比較的歩きやすいくらいの人出でしたが、2日目はかなりの混雑。土曜日は業界の人の参加が限られるからかもしれませんね。来年の開催も楽しみです。