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リンドーズ、穏やかで繊細な1stリリース。

リンドーズ

ウイスキー(スコッチ)の起源はなんぞや。これは1494年のスコットランド王室財務省文書の「ジェームズ4世の命により、修道士ジョン・コーに麦芽8ボルを与えてアクア・ヴィテ(acqua vitae)を造らしむ」という出納記録に遡ります。
このリンドーズはジョン・コーがいたとされる修道院の跡地で、2017年に創業したクラフト蒸留所の1stリリースとなるシングルモルトです。

リンドーズ(Lindores) 46%

  • 香り…瞬間的にマッチの赤リン。そこからフローラルに変化し、フェンネルやメロンなどを伴う。
  • 味…穏やかで繊細。若いりんご、生クリーム。プリン・アラモード。後半でミントや生姜も。
  • 総評…若さ全開の荒々しさは皆無で、むしろ穏やかでエレガント。時折現れる草っぽさは好みが分かれるかもしれないが、この先の経年変化が楽しみ。

86点

@grandir

リンドーズをテイスティング

リンドーズアビー蒸留所の区分はローランドで、地元産ノンピート麦芽を使用。1stフィルのバーボン樽原酒、1stフィルのオロロソシェリー樽原酒、ジム・スワン博士が開発したSTR樽(再活性化した赤ワイン樽)熟成原酒を混和しているそうです。
日本国内入荷数3,000本の限定ボトルで、価格は現在6,000円台から入手できます。

口にしてみると、最初のリリースとは思えない落ち着きっぷりと、けっこうな熟成感を受けます。樽使いに妙味がありますが、こうなると樽を通していない原酒そのものを味わってみたい。相当きれいなニュースピリッツを想像します。
なにしろ人類最古のウイスキーの記録とされた場所ですから、今後はウイスキーファンの聖地的な扱いにされそうですね。
先々が楽しみなローランドモルトがまたひとつ。

ところで、こちらの1杯はオープン初日のBARでお目にかかった1杯。
開店おめでとうございます。
近所に選択肢が増え、おまけに日曜営業とのことで、ありがたいかぎりです。

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この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性