ドイツの酒といえばビールを想像してしまいがちですが、実はウイスキーの旺盛な生産地でもあります。
200~230ものクラフト蒸留所があり、スコットランドの蒸留所数の約150を凌駕します。
そのジャーマンウイスキーの変わり種をいただきました。
ドレスデナーウイスキー マスターブレンド(Dresdner Whisky Jahrgangs edition Master Blend) 40%
- 香り…草っぽいニュアンス。はったい粉、松脂、紅茶のアールグレイ、東ハトのキャラメルコーン。
- 味…強い穀物の押し出し。オートミール、黒糖、全粒粉クラッカー。
- 総評…今風でくせのないウイスキーとは対照的な個性派ボトル。タイムスリップして古酒を飲んでいるかのような錯覚が。
いただきものにつき点数評価せず
@どれすでん
100%ドイツ産の原料をもとにしたシングルモルト『へリンガー42』を造る「ドレスドナー・ウイスキー・マヌファクトゥア」のブレンデッドウイスキーです。
蒸留所はドイツ東部ザクセン州ドレスデンに。
常連客さんのお土産をチラ飲みさせていただく幸運で、どうもありがとうございます。
エチケットをよく見ると、ドイツ語でアメリカンホワイトオーク樽とか、jahrgang(ビンテージ)とかのキーワードが確認できます。
特級時代のブレンデッドスコッチを彷彿させる個性的で、どこか懐かしさを覚える香味が印象的。
欧州のウイスキーは今やフランスやスイス、イタリア、スペインなど多岐にわたります。
日本ではなかなかお目にかかれませんが、見かけたら試してみたいものです。