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10分、早く出る。

一介のサラリーマンによる、たった10分前の行動で心持ちの余裕が生まれるという話。

たいてい到着地に定刻に間に合うように出発するのだけど、東京在住の身では、なまじ交通至便な分、ギリギリになることも多々。

最近これを改めようと、電車の混み具合が日常に戻りそうな盆明けのタイミングで、自宅を10分ほど早く出て、朝の電車通勤を1週間続けてみました。
するとどうでしょう。たった10分違うだけで、人の量がまるで違う。パーソナルスペースをそこそこ確保できるくらいの混雑。いかに皆さん、ギリギリで移動しているのかわかります。

電車に限らず車も然り。電車の場合は人の数、車は交通量がまるで違う。オフピークとは言ったもんです。

余裕と規律も持った行動として、「5分前行動」が挙げられますが、それではまだ足りない印象。

特に朝のラッシュ時の移動は、JRも私鉄も時刻表通りに行かないのは珍しくない。5分くらいでは余裕あるうちに入らないのです。都市一極集中の悲しさで、いくら電車の本数を増やそうとも追いつかない。むしろ、本数が増えたことによって過密ダイヤとなり、何かトラブルがあるとすぐに徐行運転となり、大幅に遅れてしまう。

だからね、5分ではなく、少なくとも10分だね。10分の余裕を持つと気分まで違ってくる。これって行きの通勤の話だけでなく、あらゆる行動に当てはまります。

先方とのアポの地には10分前に着き、3分前に受付を訪ねる。ほか、人との待ち合わせ、会議や打ち合わせ、プレゼン等々。自己完結できない案件はオンタイムで計るのではなく、10分前をベースに考えるだけで心の持ちようが変わってきます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性