よく街頭で集めている署名には、賛同の是非に関係なく書いたためしがありません。が、友人がFacebookにUPした情報に仰天し、これはいかんと今回は賛同の署名をしました。「Change.org」というキャンペーン発信サイト(ネット署名収集サイト)で呼びかけていた「大阪メトロ: 歴史ある大阪の地下鉄を未来に残してください!」という活動です。
ほんとうに不思議なのですが、なんでも新しくすればいいというものじゃない。それを運営側のほうが理解していないんだから、どうしようもない。だからこうしたキャンペーンが起こされる。
もっとも、ありとあらゆる商品には期限があり、消費していればいつかはなくなる。食べ物飲み物はもちろん、建物、自動車、電気製品。技術的に永久的に持続可能なのものが作れたとしても、作り手はそんなことはしない。市場が成り立たなくなるからね。
だから業者さんに仕事を与え、潤わせる意味もあるんでしょう。ただね、地下鉄(電車)という公共性の高いサービスにおいて環境を変えようという場合、地元の人や利用者に一言あってもいいんじゃないかな。市民が足として利用し、潤った結果、この改悪案で予算を消化しようというなら、とても悲しい。
地震大国、災害大国という脆弱な国土ゆえ、ある程度のスクラップ&ビルドは仕方ない面もある。今回賛同した上記のそれは、そういう忖度をもってしても理解しがたい案件です。
ところでChange.orgさん。署名だけでなく支援(寄付)もしようと思ったんですが、金額入力画面が入力できないというエラーが出ましたよ。もったいないなぁ、こういうところで賛同者のチャンスを逃すなんて。