軽快な食前酒ですが、ストレートで飲むと菓子の詰め合わせ的な味わいを感じさせます。
プランテーション バルバドス グランリザーブ(PLANTATION BARBADOS GRANDE RÉSERVE) 40%
- 香り…白粉、シナモン、ココナッツ、白桃の缶詰、後ろにMG5のような整髪料。
- 味…杏、きな粉、キスチョコ、ラムレーズンサンド、シュトーレン、マロンのクグロフ。
- 総評…香味のコンテンツがふんだんだが、どれも浅い。食前酒として1杯だけやるのも良さげ。
79点
@カドヤ黒門町スタンド
コニャックメーカーとして定評のある、フランスのメゾン・フェラン社によるラムのシリーズ「プランテーション」。
本品はバルバドス産の原酒ラムをバーボン樽で3年熟成後、本国フランスでコニャック樽の追熟をかけているそうです。
飲み方
ストレートでの第一印象は「キャプテンモルガン」のようなスパイス感。
その次にココナッツが鼻腔をつき、味わいは意外にも和菓子から洋菓子までコンテンツ多彩。
ロックにすると一転おとなしくなり、ソーダ割りではココナッツに加えてパイナップルが押し出してきます。
トニックは個人的には乗れませんでした。
飲み慣れてくるとスイスイ
キープボトルしたのですが、飲み方はロックがしっくり来ています。
穏やかな甘さでみるみるうちに残量が減っていくのが悲しい。
こんな邪な飲み方ではなく、軽めの食前酒として起用してみてはいかがでしょうか。