ミニのような古い車に長く乗り続けるには? そのシンプルな方法。

学生のころからずっと同じ車に乗ってます。1991年式キャブレターのROVER MINI COOPERです。先日、蒲田にあるミニ専門の工場iR MAKERS(イールメーカース、ショップは世田谷区)に車検とメンテナンスを兼ねて出してきました。

iRさんにはここ10年くらい、かかりつけでミニの点検をお願いしています。まだROVERという英国のメーカーが存在していたころは日本にもディーラーがあったのですが、ミニがBMWのもとで生まれ変わったのとほぼ同時期に、ぼくが購入したディーラーもつぶれてしまいました。そこから紆余曲折を経て、iRさんにお願いしています。

とにかくiRのメカニックはミニ好きで博識、腕も確かで大助かり。他店で購入したぼくのような人間にも真摯に対応してくれます。そんなの普通でしょって? いやいや、クラシックミニのディーラーの中には、自分が大家だとばかりに尊大で排他的なディーラーがいるんです。不快な思いをしていた手前、定期的に診てもらえると知ったときは本当にありがたかった。

「よく飽きもせず乗っているね」と友人に言われることもありますが、正直ほかに乗り換えたい気持ちはあります。とはいえ手放すには惜しい。愛着は深いし、エンジンの調子はいいし、持っていれば役に立ちます(レンタカーより運転しやすい慣れた車というのは、意外に大事なのです)。

巷でよくいわれる、ミニならではのトラブルはもちろん経験済みです。雨漏り1回、ボディ全塗装1回、電気系統のトラブルは数知れず。それでもエンジンの調子が今も昔も抜群にいいのは、エッヘンって感じです。まだ50,000kmも乗っていない(!)からかもしれませんが、これまで大きなトラブルが一度もありません。

ミニのような昔の車(クラシックカーと呼ぶまででないけど、ヒストリックカーといえる部類)はメンテが大変なのでは?という疑問の声をよく聞きます。持ち主から言わせてもらうと、それはちょっと違う。メンテを自分でやろうとするから大変なのであって、信頼できるディーラーから購入すれば悩むまでもありません。工場を併設し、専門のメカニックがいるディーラーは探せばあるものです。

古い車を欲しい方へ。アンテナを張っていれば、必ずいいディーラーが見つかります。自分がオーナーとなった後は、何かあれば早めに相談する。何もなかったとしても、その「かかりつけ」の工場に定期的に出す。よほど自信がある人でないかぎり、自己流のメンテは勧めません。

マイカーを大切に扱うことはもちろん大事。加えて「プロに、マメに、メンテを任せる」。たったこれだけ。しかし、これこそが長く乗り続ける秘訣です。