上田駅から徒歩約15分、上田城跡公園内にある上田市立博物館に入ってみました。
こんにちは、hirokiです。
今日はこの博物館の展示・見学について少し。
かつて地域経済を支えた養蚕の蚕室造りをかたどって設計された上田市立博物館(開館時間:8時30分〜17時、水曜日・年末年始休館)は、地域の中世以降の資料を展示しています。
歴代上田藩主の真田氏・仙石氏・松平氏の甲冑や武具、重文の織田信長所用韋胴服ほか、民俗文化資料や化石などの自然資料を見ることができます。
こちらを訪ねるなら、本館だけでなく、別館もお忘れなく。
真田氏についての資料はさすがの充実ぶりで。四方を織田や上杉といったライバルに囲まれ、生き残りに苦闘する歴史が、絵や模型、年表を通して分かります。
なかでも、徳川に付くか豊臣に付くかを父・昌幸、長男・信之、二男・幸村が膝詰めで話し合う「真田父子犬伏密談図」や、浮世絵師・月岡芳年が大坂冬の陣での幸村の活躍を描いた錦絵「真田幸村巡見図」あたりを間近で見られたのが嬉しかったですね。