グレングラントの第2蒸留所として立ち上がるも、ウイスキー不況で閉鎖されてしまったキャパドニック蒸留所。
ですが、ボトラーから当時のシングルモルトを見かける機会がしばしばあります。
今日はキャパドニック=「秘密の井戸」という意味のモルトについて少し。
エイコーン ナチュラルモルトセレクション キャパドニック21y 1992 57.6%
- 香り…レモンピール、バニラ、蜂蜜、ニッキキャンディ。
- 味…ライトボディ。塩バニラ、砂糖がけのグレープフルーツ。フィニッシュはショウガ、黒胡椒、さらには水飴。
- 総評…口中で飴玉をゆっくり溶かしているような飲み口。甘み、優雅さを求めるなら良い選択。
87点
@Unkempt
エイコーンのどんぐりのイラストラベルをバックバーに見つけると体が自動的に反応してしまい、ついつい「あれはなんですか」と指差してしまいます。
こちらのキャパドニックはカスクストレングスですが、甘さと若干のハーブっぽさが優勢で、強烈さのほしい人には物足りないかも。
ただし穏やかなモルトを欲しているなら、酔い心地のいい時間になるでしょう。