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アイル・オブ・スカイ8年、大人しめのブレンデッド。

アイル・オブ・スカイ8年

タリスカーのイメージをもって臨むと肩透かしを食らいます。
が、自宅飲みとしては、個人的にはこれくらいでちょうどいいのですよ。

アイル・オブ・スカイ8年(Isle of Skye 8y) 40%

  • 香り…岸壁の潮風、出汁醤油からのレモンピール、ローズマリーやセージ。シュークリームっぽさも。
  • 味…粘り気あり、軽いボディ。柑橘や生姜、ハムとコーン入りのホットケーキ。後口はドライでそっけない。
  • 総評…タリスカーの片鱗が残るが、ほとんど甘み主体で主張がない。その分、何とでも合わせられる。

85点

アイル・オブ・スカイ8年をテイスティング

実はずーっと探していたんですよね(とはいえ執念深くではなく、取り寄せもせず、ネットショップでも探さず)。
近所の酒屋さんで見かけられず、思わぬところ=成城石井で売られていて、すかさず購入しました(税抜2,290円)。

その名の通り、スコットランド北西にあるスカイ島のタリスカー蒸留所の原酒をベースにしたブレンデッドです。
「トラベイグ」がローンチしたので、タリスカーはスカイ島唯一の蒸留所ではなくなりましたね。
他にスペイサイドモルトを加えているそうですが、オーナーのイアン・マクロード社が所有するタムドゥーあたりが入っているのでしょうか。

アイル・オブ・スカイ8年は多少(イメージとして)潮の香りがあるものの、意外なほど口当たりが優しい。
タリスカーの先入観で行くとパンチに欠けますが、8年でこの出来はさすがです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性