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ポートエレン 2ndリリース 24年 1978:すべてが別格。

アイラ伝説の蒸留所なんて枕詞を引くまでもなく、目にする機会が滅多にないポートエレン。
旧ボトルに出くわしましたので、いただきました。
爆発力だけでなく、別格の濃さと余韻の長さを堪能できます。

ポートエレン 2ndリリース 24年 1978(PORT ELLEN 2nd release 24y 1978-2002)59.35%

  • 香り…コーヒーとタバコ、温泉、微かに硫黄、花崗岩。エメンタールチーズへと収斂していく。
  • 味…稀に見る厚みと爆発力。焦がした麦、ファッジ、ブラックプティング、長く温かみある余韻。
  • 総評…強強のアタックに、たなびく煙草。凶暴だけど中盤は穏やか。

95点

@松濤倶楽部

ポートエレン 2ndリリース 24年 1978をテイスティング

1825年創業後、幾度もオーナーが変わった後1925年にDCL傘下に。1983年に結局は閉鎖されました。
閉鎖蒸溜所ゆえ近年のリリースは40年熟成前後。当然ながら値段は高騰するばかり。

現在はモルトスター(製麦所)のみ稼働しているポートエレンですが、蒸留所が再稼働に向けて工事中とのこと。
オーナーのディアジオはローンチの時期を明示していませんが、ポートエレン創業200周年=2025年のタイミングに合わせて再開するのかも。

ポートエレン24年はどっしりと別格

こちらは1stリリースよりも1年古いヴィンテージ1978の原酒を採用。12,000本限定リリースのカスクストレングスです。

近ごろ軽めのウイスキーばかり飲んでいたせいか、この爆発力はうれしかった。しかも喉から落とした後の余韻が5分くらい続きます。

20分くらいかけてゆっくりやりましたが、困ったのがこの後にスイッチする酒。
ギヤをニュートラルに戻すためにギムレットにしました。
何度も飲めるモルトではないから最初に行ったけど、これは締めくくりにしたほうが圧倒的に良いです。

Port Ellen 1978 24 Year Old 2nd Release / ポートエレン 1978 24年 セカンドリリース

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性