ハイランドモルトには個人的に愛着があり、味わいの傾向もライトで好きなんですよね。
男っぽいウイスキーのイメージと離れているのがいいのです。
そのうちのひとつ、グレンかダムの長熟ものをいただきました。
エイコーン ナチュラルモルトセレクション グレンカダム22y 1991 56%
- 香り…若干の硫黄が入口。ショートケーキ、みたらし団子、ライオネスコーヒーキャンディー。
- 味…ミディアムボディ。メロンとバニラのソフトクリーム、レモンウォーター。後口にシナモン。
- 総評…ホイップクリームでくわんくわん、レモン水を傍にフルーツサンドやフルーツパフェを食べているような。
88点
@Unkempt
スチュワーツ・クリーム・オブ・ザ・バーレイやバランタインの核をなすモルトです。
振り返ると、昨年飲んだグレンカダムのオフィシャルは、あまりピンと来なかったみたい。
ですが、この22年は上とは全然違い、ふんわりした丸みがたまりません。
白いクリームが大挙して押し寄せてきます。
かといってベターッとした甘さかというとそうではなく、おそらくバーボン樽由来と思しきライトタッチ。
押し付けがましさが皆無です。
マクビティのビスケットやウォーカーのショートブレッドなどと合わせると面白いかもしれません。