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アイル・オブ・スカイ12年、タリスカーを感じない。

アイル・オブ・スカイ12年旧ボトル

1983年から日本に入ってきたブレンデッドの「アイル・オブ・スカイ」の特級時代のボトルです。
「スカイ」の名称から分かるように、アイランズのタリスカーがモルト原酒に使われていますが、らしさは……。
それよりもスペイサイド的な甘さとバランスの良さを感じました。

アイル・オブ・スカイ12年(Isle of Skye 12 Year Old) 43%

  • 香り…ハーシーのチョコレートと銀ガム、紫の花、キャラメルとクラッシュしたケーキの上、昔ながらのチーズケーキ。
  • 味…ほどよい甘さ。ナッツや黒糖。クランブルパイやベイクウェルタルトのような英国菓子。
  • 総評…軽めのフローラル&フルーティで後半は ちょっとしたアルコール感さえ心地よい。

88点

@長谷川

アイル・オブ・スカイ12年旧ボトルをテイスティング

「これはバッチリです」と店主が太鼓判を押しただけあり、アタックからすてきな時間の始まり。
終わりまで正味10分は粘ったかな。
イギリスの焼き菓子を彷彿させる甘さが良い感じ。

生産はスカイ島の領主マクロード家の出身であるイアン・マクロードさんが1895年にエジンバラで興した会社で、自身の名前をそのまま社名にしています。
タリスカーは現在ネットで高値で出品されている「キングジョージⅣ世」「ハイランドネクター」などに使用されています。
が、この「アイル・オブ・スカイ」からは正直スモークは拾えず、タリスカーの骨太さを期待すると、穏やかさにビックリするはずです。
タリスカーらしさが欠けていても……というか、そのほうがブレンデッドとしてはむしろ良かったんじゃないかとさえ思います。
個人の好みでしょうけど。

ほんとは現行の「アイル・オブ・スカイ12年」と水平に飲み比べるのが面白いでしょうけど、なぜか自宅近くの酒屋さんには置いてないんですよね。
BARで見かけたらいただいてみるか……。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性