アードモア トラディショナルカスク。目立たぬ実力派。

アードモア トラディショナルカスク

自宅飲みシングルモルト更新。アードモアの「トラディショナルカスク」です。ハイランドのアードモア蒸留所は、ピートをきかせた「アードモア」と、年に数週間だけ仕込まれるというノンピート麦芽の「アードレア」を生産していますが、今回は前者をためしてみます。吉池本店で買ったレシートをなくしてしまいましたが、お値段3,000円台後半でした、たしか。

アードモア トラディショナルカスク 46%

  • 香り…控えめ。ほのかな麦香、和梨、茹でたホワイトアスパラガス、トロピカルフルーツとアフォガードの2点盛り。
  • 味…ライト寄りのミディアムボディで甘さ優勢。燻製したベーコン、ハニージンジャー。後口はクリームで切れ上がり早い。
  • 総評…スモーキーなのに爽やか。フィニッシュで口中に残るピートがほどよい。肉料理などと一緒に豪快に行きたいモルト。

このブログでいちいち書きませんが、ブレンデッドウイスキーの「ティーチャーズ」を超スタンダードとして愛飲しています(おそらく1年で量的にいちばん飲んでいるウイスキー。2番目にジョニ黒かな)。このティーチャーズのモルト原酒として、アードモアは有名です。

今回、同じタイミングでティーチャーズを購入し、改めて両者を並行して飲み比べてみました。当たり前ですが、特徴が激似です。それでいて、3,000円台のモルトとしては抜群のコスパといえます。アイラのシングルモルトはお値段的にちょっと……という懐の場合、ためしにこちらをいかがでしょう。ハイランドのピートのモルト、なめちゃいかんです。

こちらのトラディショナルカスクは2008年発売(終売情報が出ています。現在、酒販店にある分だけかも)。通常のバーボン樽で熟成を実施後、クォーターカスクに詰め替えて後熟させたもの。フェノール値は12~14ppmとのことですが、その値よりもラフロイグっぽさを感じます。

このアードモアをためすことで、ティーチャーズがなぜ普段飲みに堪えるのか、今さらながら理解できました。灯台下暗し、ですね。

アードモア トラディショナルカスクをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性