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ツインアルプス、加水でハツラツ。

マルスウイスキー ツインアルプス

本坊酒造のブレンデッドウイスキーのひとつで、ネーミングの雄大さとは裏腹に、控えめな中身。
この主張しない感じがむしろ好感です。

マルスウイスキー ツインアルプス(MARS WHISKY TWIN ALPS) 40%

  • 香り…薄い。パウンドケーキ、バタークリーム、後ろに隠れたスパイス。
  • 味…軽くクセなく飲みやすい。水で伸ばしたマーマレードジャム、ホットケーキシロップ、フィニッシュは短く消え入るよう。
  • 総評…ライトなマルス味。ストレートでは地味だが、加水や氷を入れてからハツラツし、ヘーゼルナッツや果実が顔を出す。

80点

マルスウイスキー ツインアルプスをテイスティング

最近めっきり少なくなった750mLボトルです(こんなことでもうれしい)。
自社原酒のほか、輸入原酒も混和した「廉価版ワールドブレンデッドウイスキー」は、香り控えめ、味わいやや軽め。
随分前に一度飲んだのですが、全然印象に残らず、今回もまた同様。
甘さ優勢でこれといったインパクトに欠けるのは、呑ん兵衛のストライクゾーンを広くした証といえます。
晩酌のお供に、好きな飲み方で気楽に飲むウイスキーです。

酒屋さんによっては2,000円まで行かず、1,000円台で変えてしまう手頃さがすべてでしょう。
これで文句を言ったらバチが当たるってもんです。

ちなみに、こちらは近所のデパート1階入口で「5大ウイスキーセット」としてSALEしていた5本セットを衝動買いしたうちの1本。
空けたら次、次……と順に開栓していきますのでお楽しみに。

5大ウイスキーセット

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性