先入観ゆえか、心なしか薬草系リキュールを彷彿させるラムです。
アンゴスチュララム1919(Angostura Caribbean Rum 1919)40%
- 香り…マラスキーノチェリー、アマレット、油性マジック、ハーブ。
- 味…ブルボンのシルベーヌ、バナナのパウンドケーキ、後口はシナモンと若干の苦み。
- 総評…バーボンみからスタートし、途中から薬草系に。南国みは後半に表れる。
85点
@カドヤ黒門町スタンド
トリニダード・トバゴ共和国産のラムで10年熟成。
「1919」とは、1919年当時の味わいを再現したものらしいですが、他のラムとの明確な差異は感じず。
甘さは抑えめで、むしろリキュールにような薬草っぽさが幾分あり、そこが面白いぞと。
2022年暮れにキープしたボトルで、今日現在もう残り少なくなってしまいました。
いち酒場通いとしてはアンゴスチュラ=ビターズ……ってな具合に脳みそに定着しています。
が、こんなにすてきなラムを出していたんですね。