珍しくラム!
ひと瓶付き合ううちに、気に入ってしまいました。
こんなに旨かったっけ? ラムって。
今後ちょっとハマりそうな予感がしています。
レモンハート オリジナル 1804(Lemon Hart&Son Original 1804) 40%
- 香り…フローラル。カルメ焼き、ミックスドスパイス、アーモンドとバニラのサンド。
- 味…ひたすら甘やか。デメララシュガー、ブラウンシュガー、水溶きココア、サルタナレーズン、トフィ。
- 総評…ひじょうに華やか。それでいて痛んだ肝臓とハートを労ってくれるかのような心地よさ(自分比)。
86点
@カドヤ黒門町スタンド
リーマン(レモン)・ハートさんが高級ラムのブレンドを成功させ、18世紀後半にロイヤルネイビー(英国海軍)のラム酒公式サプライヤになってから2世紀以上。
海軍の乗組員たちの喉を潤した当時は、どんな風味だったんだろう。
それにしても、うまっ!
クタクタになってる体内と、しわくちゃなハートにスッと入り込んで来てくれる。
喩えるのが飲み慣れたウイスキーで恐縮ですが、スペイサイドモルトみたいな華やかな香り、味わい。
心地よいとしか、もう。
ウイスキーやブランデーには特有の飲み疲れってのが、ぼくはあるんだけど、これは皆無。
いつまでも飲んでられる……これはこれで悪循環?
ロックにしてレーズンがニョキニョキと現れたと思いきや、チョコレートに変身したり、かと思えばスパイスもいたずらっぽくアピール。
こんなに千変万化するんだっけか、ラムって。
750mLボトル1本で3,000円しないっていうコスパも素晴らしいですね。
ぼくは今回、地元のなじみで店主と相談して「たまにはラムにするか」とボトルキープしたのですが、大正解。
実はこれを書いている時点ですでに半分飲んでおり、年内に追加注文必至です、とほほ。
今度はキューバ・リバー風(コーラ割り)や、ひと世代前のボトルとの飲み比べも試します。
ところでレモンハートといえば……古谷三敏先生が亡くなってしまいました。
漫画はもちろんですが、BSフジのドラマ化もすごく良く出来てます(特にメガネさんを演じる川原和久さんが素晴らしい!)。
年末に新作が放送されるそうなので、久しぶりに見てみます。