4カ月ぶりにおなじみのBARのマスタァと、その奥さんと再会しての飲み。
ぼくは基本的に酒の造り手や、バーテンダーのような「お酒のプロ」とは飲まないのですが、このお二方は例外。長いこと伺っているので、自然とそうなった感じ。光栄のかぎりです。
前に一緒に飲んだのはコロナの休業期間だったから、約3年ぶりかな。
店が移転に伴い8月1日から休業しており、ようやく再オープンのメドが立ったため、今回久しぶりに飲みましょうとなった。
移転といってもただの引っ越しじゃない。
新宿で70年以上続いた本当の意味での老舗の移転です。
カウンターから照明、調度に至るまで、可能な限り前の店から引き継ぐのだから半端ない。
すべて新調で済ませるほうがむしろ安く済むし、合理的でラク。
これが矜持ってやつだよね。
それができる店はそうそうないでしょう。
ちょっとした縁で決まったという移転先は、メインストリート沿いのビル地階。
まさかこんなところにBARがあるとは気づかない人も最初は多いんじゃないかな。
BAR文化の継承と新たな文化の交差点、楽しみな老舗の第二章です。
二次会はゴールデン街で痛飲、これもまた珍し。