アイラの煙さよりも、なぜかアイリッシュのトロピカルフルーツを彷彿させるものがあったんですよね。
終わってみれば両者拮抗している。
どっちつかずの未完成品的な感じ、悪くないです。
ブナハーブン6年 2014 ウイスキークルー向け(BUNNAHABHAIN 6 years old 2014-2021 for THE WHISKY CREW) 55.3%
- 香り…やや主張あり。バナナ、パイナップル、紫の花、オイルサーディン。
- 味…鰹節を載せた焼きナス、ヘーゼルナッツ、バニラウエハース、燻製卵。
- 総評…若さ弾けるアイラ。南国フルーツからの潮気と塩バニラなど、豊かな表情に惑わされる。
86点
@松濤倶楽部
株式会社ウィスク・イーの会員制オンラインショップ(紹介制)によるもので、ボトリングは著名ボトラーのダンカンテイラーです。
なんだろう、アイラっぽさ(スモーキーピーティー)と南国っぽさ(熟しきっていないトロピカルフルーツ)の両方が、綯い交ぜになっています。
居酒屋のおつまみ的要素もあれば、甘味のある軽いデザート感も。
熟成年数が進めばオフィシャルのようになるんだろうけど、その手前は全く異なります。
アイラの中では飲みやすいブナハーブンで、やんちゃな片鱗を感じられたのがニヤリでした。