「火事場の馬鹿力」という言葉を引くまでもなく、切羽詰まったときほど人の本性が出るし、また自分が持ちうる以上のパワーを発揮できるときがあります。
仕事をこまめに区切って集中力を持続させる「ポモドーロ・テクニック」というのがありますね。タスクリストを作って25分のタスク+5分の休憩を繰り返していくという方法です。
すごいなぁ、マシンみたいですね。ぼくはもう少し、時間に融通をきかせないと身体がもたないです。弱い人間なので。
いま「集中力を持続」と自分で書いたけど、持続できないから集中なのであって、これを継続していたら死んでしまいますぞ。ゼンマイのネジはいつかは元に戻るし、ガソリンや電池は使っていたらいつかは切れる。ましてや人間の神経って、そんなに丈夫じゃないと思うんですよね。神様はおそらく、そんなふうに人間を創っていない。
ただし。締め切り間際とか、大事なプレゼンの資料を作成しているときとか、誰にでも「ここぞ」というときはありますよね。そこはスマホを裏返し、耳栓をし、脇目もふらずに一気呵成にやる。
乗っているときにヘタに区切って「明日でもいいや」とか「ちょっと休憩」と思うと、その時点で思考がポーズしてしまう。そして一度中断してしまうと、なかなか元に戻らない。「自分リブート」がうまく行かないんですよね。「自分が乗っている」なら何時だろうと一気にやったほうが上手く行くなぁと。この考えは昔っから変わりません。
ライフハックというのは永遠のテーマですね。自分時間の捻出をより大きくするため、もがく日は続きます。
写真はポモドーロではなくミートソース。大手町「カルネジーオ」のランチです。ここのミートソースはベストかもしれない。