驚きのニュースが飛び込んできました。「INFOBAR」が今秋復活するというではありませんか!
これはヤバいですね。今使っているiPhoneと2台持ちしようか、悩んでしまいます。プロダクトデザイナー・深澤直人さんのテイストも戻ってきてますし。初代からの大ファンとしてはたまりません。
途中、吉岡徳仁さんデザインの「メディアスキン」に変えたことはあったものの、ほぼ一貫してINFOBARを使ってきました。が、スマートフォン版初代から2代目発売まで待ちきれず、しびれを切らした末にiPhone=アップルの軍門に下ったのでした。
実際auのデザインプロジェクトは新製品のニュースもパブリシティも乏しく、「これはフェードアウトだな」と期待もしていなかったのですが。まさかのフィーチャーフォン(androidは搭載されているようですが、要するにガラケー)でのリリースとのことで「そうきたか!」という感じです。
ケータイといえばなんといっても、番号のボタンを連打してメールを打つ、あの感じですよ本来は。INFOBARは実際それが楽しくなるビビッドなデザインで、その個性を生かそうとするならフィーチャーフォンでの展開は得心がいきます。スマートフォン版のINFOBARは、このエッジーさが完全に消え失せていましたからね。
ひと昔前は、その人の個性を表すアイテムとして「腕時計」が挙げられましたよね。ところが、ケータイの普及で時計を液晶画面で見るといった新習慣ができ、いつしか「ケータイ」が腕時計に取って代わられた。
やがてスマートフォンの登場で、ケータイが衰退。iPhoneとそれ以外の画一的なデザインのスマホ全盛で、今再び腕時計が見直されている。そんな気がします。
今秋にはINFOBAR展も開かれる予定とかで、デザインケータイ(スマホ)が再び脚光を浴びるといいのですが。とにかく非常に楽しみです。