怒りが収まらないので書く。
2021年4月25日に発出された3度目の緊急事態宣言で、行きつけはじめ、BAR界隈は軒並み休業を余儀なくされました。
やっているBARはありますが、ノンアルコールカクテル(モクテル)のような武器を持つバーテンダーのいる店に限られているなという印象です。
IOCバッハ来日に合わせての実施なんだよね、どうにも処置なしだわ。
スケープゴートは責任転嫁しやすい飲食店。
「酒が原因で飲む人は気が大きくなり、大声を出し、飛沫を拡散させる」ってロジックでしょ?
BARや飲食店でクラスター出たの?
大阪と東京。
飲食店や会食・飲食関係ないですね。
2%(笑)
是非ご自身の目でご確認を☘️ pic.twitter.com/qjx8eReLKs— 早川奈穂子 * Pianist (@naoko_pianist) April 3, 2021
尾身茂先生はじめ有識者の方々はごもっともな提言をされているが、政治は有識者を「利用」しているだけ。
平時でさえ覇気なしグタグタ爺の首相が危機を担える器でないのは明らか。
政府・与党も酷いが、許しがたいのが大阪と東京の知事です。
酒類規制だ外出自粛要請だ、灯火管制だのと言っていますが、その前に言うべきは「五輪中止」だろ。
都民・国民の命なんか考えていないですよ。
今まで住民を締めつけるだけ締めつけておいて、どれだけ事態が改善されましたか。
ワクチンはどうなってますか、病床確保は?
見回り隊などというパフォーマンス自警団にカネを注ぎ込む前に、まず義務を果たしたらいかがですか。
人の暮らしに少しでも想像力があれば、こんな馬鹿な政策が出てくるはずがない。
個人個人でどんなに自粛して努力し、協力したところで結果は変わらないのだから、もういいかげん国民はキレていいですよ。
改善させられないうえに、まだ「お願い」ばかり。
やってる感を出すのだけは得意で、無為無策を棚に上げる。
厚顔無恥を通り越して、もはや独裁者気取りだね。
でもね。
ここまで来たら反旗を翻す人が続出してもおかしくないと思いきや、案外おとなしく従っちゃうんだね、このキッチュな府知事と都知事に。
そっちのほうが、よほど怖いんだよな。
まぁ外食・飲酒に興味のない人は、飲食店のピンチなど他人事どころか目にも入っていないでしょうからね。
見えている世界が違うんだよな。
で、そういう人が知事どものパフォーマンスに騙されて、次の選挙でも1票入れちゃう。
何もしてないどころか、有害だと思いません?
もういいかげん懲りようよ。
禁酒法もどきの悪策、街中から明かりを消して私権制限させるって、どうかしてるよ。
……と、ここまで書いて気づいたのですが。
馬鹿知事どもは替えがきくとしても、問題は一国の宰相と与党ね。
残念ながら、この危機に立つに相応しい野党が皆無。
優秀な人は政治家になどならず民間に行くよね、そりゃ。
ほんとうの意味で民意と向き合う政治家が不在という残酷な現実。
民主主義国家においては、国民はみずからの程度に応じた政治しかもちえない
——松下幸之助
この言葉を噛みしめるしかないのか。
それどころか政治を長年放置してきたツケを払わされていることにさえ気づかない人のほうが多いかも。
何が先進国だ、こんな国は早く衰退して滅びてしまえばいい。