スプリングバンク。八方美人的な多面性がたまらない。

上の写真は沈丁花です。昼夜問わず芳香を放っていて、通り過ぎてから思わず振り返ってパチリとしました。かわいい花ですね。さて、目下進行ピークの最中の寝酒。今夜はこの辺り。

スプリングバンク12y カスクストレングス 53.8%(J&A・ミッチェル)

  • 香り…ほのかにピート香。徐々にリンゴ。奥に樽感。後に硝煙が消えていく。
  • 味…シナモンのかかったフルーツケーキ。ナッツ。オイルサーディン。後口はショウガ。加水して塩バニラ。
  • 総評…バンクとはいえ力強く、10yよりもネイキッドといった趣。前半ストレートで、後半は水数滴ずつたらして。バンクの素材の複雑さを楽しめる。
  • 次に飲むのは?…タリスカー18y。絵巻物のようにいろんな表情を続けて楽しめるに違いない。

@カドヤ黒門町スタンド

スプリングバンク12 カスクストレングス

スプリングバンク、大好きです。キャンベルタウンでモルトの火を灯し続ける、貴重な蒸溜所。地図を見るとスコットランドの西側、キンタイア半島の先端です。長崎の対馬とか、青森の恐山とかを連想しました。

飲み口はね、モーレンジとはまた異なる華やかさでこれがまた良し。同じ蒸溜所の兄妹分、ロングロウが麦芽のピートレベル50ppmとヘビーなのに対し、バンク10yのほうは8ppmと柔らかめ。で、このカスクストレングスは、より幾重も複雑なキャラが立った個性派。スモーク感がまた心地よい。あーでもなく、こうでもなくと考えてると、仕事の憂いも忘れてしまうから不思議。はい、安上がりな体質です。