自宅飲みシングルモルトを更新。グレンファークラス10年にしてみました。
か、軽い。正直言って軽すぎる。
あまりにスルスル行き過ぎて、テイスティングメモを付けずに飲んでしまいました。
昨年暮れの29日、午前1時50分のリカーマウンテン。
閉店時刻間際、シングルモルトの棚の前でたたずむこと10分弱。
鉄の女サッチャーが愛飲した「105」(アルコール度数60%)とどっちにしようか迷って、飲んだことのなかったファークラスの10年に。
10年物は「105」の約半額の、3,000円台で買えちゃいました。
というわけで、年明け3日に開栓。
ボディが軽く、非常に飲みやすい。
グレンファークラス25年を最初に飲んだときの感動は、経験を積んで今やすっかり過去のものとなりました。
その濃厚な美味しさにすっかり魅了されたものです。
グレンファークラス17年物以降のリッチなイメージを引きずったまま、このジャスト10年物に当たったので、あまりの軽さに仰天してしまった。
トーゼンといえばその通りですが、正直言ってもの足りず、もうちょい深みがほしいと思います。
N先生には、自宅用の定番シングルモルトとしてグレンファークラス15年を勧められていたのでした。
が、暮れのリカマンにはあいにく12年・15年・17年・21年・25年などなど、ファークラスの細かい年数ものは全部品切れ。
今回の10年物は、15年物に行く前の、良い試飲機会になりました。