自宅飲みシングルモルト更新。定番のジョニ黒の後で、なんとなくノンピートのおとなしめウイスキーが良いかな、と。そんなわけで、ハイランドのお手頃シングルモルトを選んでみました。
グレンゴイン10y
- 香り…やや出張あり。木、皮革、赤リン、チェリーパイ、加水してナッツチョコレート。
- 味…温かみ。やや甘くオイリー。アタックはジンジャーシロップ。中盤に硫黄っぽさ、チョコレート。余韻は長め。
- 総評…パウンドケーキと相性が良さそうで、夜よりも昼間のおやつタイムに1杯行きたい。10年と侮るなかれ。
- 次に飲むのは?…グレンファークラス25年。
おなじみ近所のリカーマウンテンで3,740円(税抜3,280円)。何気なく購入しましたが、これまたなかなかのシングルモルトです。
自宅テイスティングでうっかり加水してしまったのですが。けがの功名というか、それが奏功。セオリー通り、加水後のほうが香り鮮やかで、なかでもチョコレートの押し出しが強かった。甘党派はたまらんハズです。
ボトルのラベルに記載されている通り、リフィル樽、1stフィルのバーボン樽、1stフィルのヨーロピアンオーク樽で熟成させています。
現在の蒸溜所所有者はイアン・マクロード社。酒育の会サイトの記事に、2018年6月にアサヒビールで行われたブランドアンバサダーのゴードン・ダンダスさんによるセミナーレポートがUPされています。
それによれば、10年の上記構成比率は70%・15%・15%。なるほど、シェリー樽由来の香味をハイライトした感じです。
ちなみに購入したボトルのアルコール度数は40%ですが、サイトでは43%との記載が。リリース年の違いからくるものと推測します。
それにしても、この10年ものは良いですね。コスパ的に、シングルモルトのエントリーとしても最適ではないでしょうか。
次回は年数の異なるものと比較して飲んでみたいです。