自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。2018年10月30日に発売された、5,000ケース限定のジョニ黒「ジョニーウォーカー ブラック12年 シェリーエディション」です。近所のリカーマウンテンで購入しました。
キリンのサイトによると、キーモルトのカードゥのほか、ディアジオの「花と動物シリーズ」でおなじみストラスミル、ブレアアソールなどがブレンドされているそう。
ブレアアソールは、シェリー樽の特徴がもろに出た非常に「濃ゆく、甘い」シングルモルトです。シェリー樽が極端に好きというわけではないですが、この自分のブログで検索したら、自分でけっこう好意的に書いてました。
もっとも情報がオープンにされている原酒だけで語るのは表面的ですが。ジョニ黒だけで29種もの原酒が使われていますから、このシェリーの限定版もその骨格はそのままに、シェリー樽熟成の原酒を強めにブレンドしているのでしょう。
で、味わいですが。これはジョニ黒のイメージで飲んだら、かなり違います。ジョニ黒の煙さと引き換えに、シェリー樽の特徴のミックスドライフルーツやハチミツっぽさが加わった感じです。
「ジョニ黒うまい」と普段飲みしている人ほど、このリッチさはかえって違和感があるかもしれません。ジョニ黒ファンにも意見が二分しそうだと思いました。
が、なんにせよ限定です。好評なら定番化もありうるのでは(ない?)。ジョニーウォーカーはグリーン、ゴールド、プラチナ、ブルーとお値段が上がるほど、スムースでクセのない仕上がりです。
このシェリーエディションはリカマンで2,980円(税込3,218円)です。シングルモルトミックスのグリーン(アイランドグリーンも)好きとしては、「黒」と「緑」の間に割って入る何かを期待したいところで、このシェリーエディションは、価格帯としてもまずまずの試金石になるのでは?と思うわけです。