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凄腕ミュージシャンのクロスオーバー最新型、DSD TRIO。

ブルーノート東京でDSD TRIO

井上鑑さん&山木秀夫さん&三沢またろうさんのユニットDSD TRIOのライブを観に、ブルーノート東京に行ってきました。

キーボードの井上さん、ドラムスの山木さん、パーカッションの三沢さんを知らなくても、このミュージシャンが演奏している楽曲はどこかで耳にしたことがある人は多いことでしょう。

DSD TRIOとしてリリースしているアルバムは1枚。
実は事前に全く曲を聴かず、今Spotifyでアルバムを聴きながらこれを書いてます。
あえて予習なしという試みをやってみましたが、フュージョンは行ける気がします。

ライブはアルバムのの1曲目「Sara’s touch」からスタート。
粒の細かく緩急のある楽曲で、スタインウェイを弾く井上さんと、リズム隊の息がバッチリ。

途中ビートルズやザ・バンド「The Weight」などのカバーも織り込みながらの約1時間半のライブは、3人の幅広い音楽のルーツを垣間見る内容。

一見フリージャズのようでありながら、カチッとしたバラードもあり。
F1ドライバーの故アイルトン・セナに着想を経たというブラジル音楽っぽい曲を演ったかと思えば、福山雅治さんの「最愛」という曲をフュージョンアレンジして披露する。

無国籍でノンジャンル、ひとことで分かりやすい括れない。
凄腕ミュージシャンがクロスオーバーに音楽を創るとこうなるという例を見せてもらいました。

仰天したのはリハーサルに即興で作ったという「ファンク死神」またの名を「ファンクアジャラカモクレン」。
歌詞にテケレッツのパーって付けるあたりシュール極まれり。
井上さんとまたろうさんが、ほんとに歌ってたんですから。

ライブは井上さんが曲前に説明のMCを入れながらの進行。
井上さんが中盤で「お客さんの前でやるのはいいですね」と実感を。

配信では反応が分からないけど、ライブはエネルギーがある。ステージに立つミュージシャン側から出すだけでなく、お客さんだって意識しなくてもエネルギーを出している。それを感じられるのがいい、と。

この流行り病で、送り手も受け手も今まで見えなかったともの、感じなかったものが可視化されているのは間違いないでしょう。

寄席に劇場、そしてライブハウスに大ホールでのコンサート。
まだ時間が必要かもしれませんが、少しずつ、そろりそろりの一歩に参加していくつもりです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性