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真田を愛した時代小説家を垣間見る「池波正太郎真田太平記館」。

池波正太郎 真田太平記館

信州上田・柳町を散策後、柳町から徒歩約10分ほど「池波正太郎 真田太平記館」(入場料:一般400円、開館時間:午前10時〜午後6時、水曜日・年末年始休館)を訪ねました、

こんにちは、hirokiです。
今日は上田市にある池波正太郎の記念館について少し。

池波正太郎といえば『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などの時代小説と民放でドラマ化された作品というイメージが強いんですよね。
『真田太平記』もNHKの新大型時代劇枠(大河ドラマではない)で映像化されていますが(1985年〜1986年)、個人的に視聴しておらず、ましてや小説も未読でピンときません。
が、このドラマで真田幸村を演じた草刈正雄さんが、2016年の大河ドラマ『真田丸』で幸村の父・昌幸を演じたのは、ちょっといい話と思います。

「池波正太郎 真田太平記館」は、池波が遺した『真田太平記』の取材ノートや、万年筆や手紙、自筆画などが展示されています。
池波にとって真田氏は創作意欲をかき立てる好材料だったらしく、『真田太平記』以外にも第43回直木賞を獲った『錯乱』や『碁盤の首』など、真田ものが多数あります。
なかでも池波は長男・信之が好みだったのか『真田太平記』のほか『信濃大名記』『獅子』などで、主人公に据えています。
真田といえばどうしても幸村という印象が強いですが、その辺が面白いなぁと展示を見ていて思いました。

別棟のギャラリー館では、日本初の挿絵画家であり『真田太平記』『戦国幻想曲』など、池波作品の挿絵を多く手がけた画家・風間完の挿絵原画や関連資料が展示されています。
池波正太郎作品に少しでも触れている、少しでも興味があるのであれば、足を運んで損はないはずです。

真田太平記館

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

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