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宮城県美術館で、出身画家の作品に触れる。

宮城県美術館 安井曽太郎

「当地の美術館に行く」のは旅行の楽しみのひとつ。時間があればというより、時間を作って行くようにしています。

おなじみ仙台城址で伊達政宗公の騎馬像を仰ぎ見た後、観光バスの「るーぷる」で約10分弱、4停留所目。バス停から徒歩2分で宮城県美術館に到着です。

宮城県美術館

宮城県美術館は1981年(昭和56年)年に開館。宮城県や東北ゆかりの画家の明治以降の作品が収蔵されています。

常設展の展示は抽象画から入る構成でした。印象的だったのは作品脇にある解説文。抽象画はわりとサラッと飛ばして鑑賞してしまいがちなのですが、「その作品をどう見れば楽しめるのか」「その作品の描かれた背景」「なぜその作品を展示しているのか(たとえば宮城県出身にもかかわらず、長年関西を拠点に活動していたため、発掘までに時間がかかった画家の話など)」、ポイントを押さえた解説で理解が深められました。

宮城県美術館 カンディンスキー

3か月ごとに展示替えがあるというクレー、カンディンスキーの作品。本館に併設されている「佐藤忠良記念館」の彫刻群も見入りました。佐藤忠良という人の名前だけでは「?」でしたが、トルストイ作の絵本『おおきなかぶ』の挿絵を手掛けた人といえば、分かりますよね。

佐藤忠良「おおきなかぶ」宮城県美術館

午後からの一之輔さんの独演会に間に合うよう市内中心部に戻る必要があったため、企画展(ディズニー・アート展でした)を見ずに常設展のみ見てまわりましたが、もう満足。その土地ならではのストーリーは、観光名所だけではなく、美術館でも発見することができます。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性