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呑助も行動変容を迫られている?

昨年2020年以来、2度目となる緊急事態宣言が出されました。
1日6万円という時短協力金であれば、個人店なら応じる店が多いのでしょうね。
というか、今日現在知っている店のほぼすべてが時短営業に協力する姿勢です。

ぼくのような呑兵衛も早仕舞いという免疫ができてしまい、昨年のような怒りの度合いは多少薄れてます。
もう半ば諦観をもって臨むよりほかない。

20時までの営業(おまけに酒類は19時までときた)で、どうやって飲みに行けと?
行くなって施策だから逆算すれば必然的にこうなりますけどね、ボヤキですボヤキ。
今の22時LOでもちょっと残業でもしたら間に合わないのに。

いっぽうで20時までならフツーに飲めるという、よくよく考えたらおかしな設定です。

これはしかし。
営業時間は店に委ねるしかないのですが、自分の贔屓の店が早仕舞いモードを選んだら、客のほうがそれに合わせないといかんのでは。
そう思うのです。

今回の緊急事態宣言で、昼飲みが推奨される世の中になるかもしれません。
そして、もしかするとBARは下記のように変わるかもしれない。

  • 昼過ぎ、または夕方からの営業、20時閉店(解除後は曜日によって昼営業になる)
  • いっぽうで営業時間の二極化が起こる。午前0時オープン5時までのような、逆張りの営業時間。
  • ランチビールが普通に供される。客側も抵抗がなくなる
  • モクテル(ノンアルコールカクテル)が爆発的に普及する
  • フードメニューが増える、工夫がなされる

LIVEを楽しみたいのは、おそらくはバーテンダーも、ゲストも同じ。
このご時世にBARに来る人はホンモノなわけで、アンテナさえ立っていない人は理解不能でしょう。
大勢でギャーギャー騒ぐわけでもなし、3密回避に席数を減らし、衛生管理を徹底し……と、BARはむしろ感染症対策において外食産業の手本と言えるはずです。
分かんない人には分かんないでしょうね。
分断を煽るわけじゃなく、視えている世界が違うだけ。

われわれ飲み手が、いよいよ変わることが求められてるのかもしれません。
こんな未来予想を書いていながら、現状維持バイアスがバリバリ働いていて、つまりは変わることを考えたくもないのですが。

どうなるのか、もう見守る以外ありません。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性