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「酒好き」と「酒グセが悪い人」はイコールではない。

酒場でガイジンを見かけるのが珍しくなくなりました。数年前から徐々に増え、ここ1年くらいで楽しそうに飲んでいる彼らを目にすると、こちらもニヤッとしてしまいます。下記リンクの記事を読んで考えさせられたのですが、BARに来るときの彼ら彼女らは、ほんとうに楽しそうなんですよね。

というのも、日本人はたいてい連れ立って何人かで飲みに行きます。少人数で2人から4~5人のグループ単位まで。組織で行動を共にしている人たち同士で飲む場合、「酔わなきゃやってらんねぇ」や「誰それがどうたら」的な、負の感情を爆発させるような、うっぷん晴らしにも近いテイストがどこかにあります。声のトーンはガーガー&ペースはじゃんじゃんとなる。

これが、デートや友人同士だと、まったくシチュエーションが異なり、しっぽり&じっくりとなります。

外国人ツーリストがBARで飲んでいる様子を見ていると、酒を中心として会話を愉しんでいる様子が伝わってくるんですよね(居酒屋さんの場合は分かりませんが)。

ジャパニーズウイスキーなど日本ならではの酒を求めて来る人も中にはいるので、そうなるのは分かるのですが。それ以前に、酔っぱらうことを前提としていない。それが証拠に、彼ら彼女らがクダを巻いたり、千鳥足になっているのを見たことがありません。

酒はストレスケアのツールではなく、好奇心の対象であり、コミュニケーションの一助なわけです。こういう人が、ほんとうに意味での「酒好き」なんだと思います。「酒グセが悪い人」と「酒好き」は決してイコールではないのです。

愛好家を中心に日本人の呑助にも「酒好き」はたくさんいますが、日本人総量的に見ると少数派でしょう。ま、ふだん一人で飲んでる身としては、あんま関係ないんですけどね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性