首都高速の急なカーブと車線絞りは、安全運転でカバーできる話。
首都高速向島線から箱崎に向かう両国JCT(ジャンクション)から、真下を流れる隅田川に車が転落する事故がありました。
運転していた男性は、搬送後に亡くなったそうです。
首都高速は都心環状線やその周辺各線のJCでも、急カーブが多い。
川の上を通過する設計になっていますから、やたらカーブがあるわけです。
都心環状線のキツいカーブは江戸橋JCT、浜崎橋JCT、一ノ橋JCTなど、まさに環状線の角に当たる部分。
空いている時間帯としても、都心環状線を飛ばす車をみると「大丈夫かいな」と。
カーブを減速せずに運転すると、ジェットコースターのカーブと同じような「G」を感じるほど……って、ぼくだけ?
車線絞りは本線でもありますし(外回り会社線への入ロなど)、都心環状線は路肩もないうえに、交通量が多い。
高速なのに道幅が狭く感じるのも、そのあたりかも。
今回事故って亡くなった人は、もしかすると減速せずにカーブに入り、脇に激突したはずみで川に落下したのか。
2車線から1車線になることも知らずに両国JCTに差しかかり、減速する感覚がつかめなかった。
そんなふうに想像してしまいます。
首都高は交通量が多いので、車間距離がどうしても詰まり気味。
だからペースに合わされてアクセルを踏みすぎてしまう人もいることでしょう(あ、おれか)。
そうではなく、マイペースが大事。
速度の落とし過ぎは渋滞の元なのでダメですが、ほどほどのペースを保てればいいのです。
自分がよくジョギングする隅田川テラス周辺での事故ですから、このニュースにはビックリでした。
高速で気をつけるべきは、車間距離、標識と案内板、なにより余裕を持った安全運転。
たまに趣味でハンドルを握る身として、首都高速は細心の注意をもって走るようにします。