悪口を告げ口する人への対処法。

「ちょっと聞いてYO」的な話を。同僚のメールを、その文面のまま「共有」という名で転送してきた役職者がいるんです。業務内容の共有ならまだ分かりますが、ぼくに対する社内のクレーム、要するに悪口だったのです。いやーびっくり。

悪口の内容は進行改善の話。デザイナーへの原稿提出が遅い、校了時刻が遅い、など。いやもう反省しきりです。クライアントとのやり取りに関することが多々ゆえ、単純にぼくだけの問題ではないんですけどね。社内DTPオペレーターに対し、その辺の事情説明が足りていませんでした。

それはともかく。かなり激しい内容の文面を、そのままクレーム対象に転送します? 「通信の秘密」って知っているのかな。ぼくへのクレーム出した本人は、役職者に出したのであって、まさかそのまま対象本人に転送されるとは思ってないでしょう。いや待て。さすがに送り主には「転送しときますね」って言ってるか。どうみてもマナー違反だもんなぁ。

この場合「クレームの共有」といえば聞こえはいいですが、自分宛に来たメールを見て思ったのは、「悪口の告げ口」です。

「誰某さん、あなたのこと××って言ってたよぉ」的なことを言う人のことね。たまに話を聞きます、神経を疑う人。と思いきや、まさか自分のすぐ近く、それも上の人間にいたとは。

この役職者、典型的なマイナス思考の人なのですが、さすがに今回はびっくり。ためしにネットではどんな反応なのだろうとググってみましたよ、「人から聞いた悪口を」というキーワードで。

その数、約 12,100,000 件。お、多いなぁ。

検索画面左下に出てくるGoogleの関連キーワードも

「悪口 教えてくる人」
「あなたの悪口を言う人より『あなたの悪口を言っていたよ』報告してくる人の方があなたに害を与える可能性が高い」
「陰口 を 報告 する 人 の 心理」

など10個出てきました。ムカついている人、多いんですねぇ。

こうして書きながら、メールを送りつけてきた上司の心理を考えてみました。

・善意(過失):ネチケットに無頓着ゆえ、特に深く考えずにクレームメールを転送し、業務改善を図ろうとした。
・悪意(故意):受け手(ぼく)の神経を逆撫でさせるべく、第三者(クレーム差出人)のメールを転送した。

どちらともとれるのですが、いくら小さな会社でも、前者ではむしろマネジャーやってるほうが不思議。おそらく後者なのでしょう。いやぁ嫌われたもんです。嫌われるのは全然かまわないのですが、このメール転送は大人げないし、ちょっと品性に欠けますね。浅ましいというか、さもしいというか。部下のぼくが悲しくなるくらい。まぁあれです、人間性の問題ですね。

ぼくが、この上司の立場であれば、これらをまとめて面談で伝える。苦言は忌憚なく相手に伝え、そのうえで一緒に策を考える、相談に乗るという対策をします。

改善に向けたアクション→経過観察(効果が出ているか)→(改善されていれば)対策続行、(改善されていなければ)追加施策、または見直し

このループ。シンプルにPDCAを回していくことですね。たとえ私怨があっても、組織の話で仕事の話ですよ。それが管理職が取る道だと思いますけどねぇ。

え、転送メールをどうしたのかって? 無視なんかしませんって。ちゃんとしおらしく「反省しています」と返信しましたよ。ここで言い訳したり、クレームの本人に反論したらダメです。どなたかが言ってましたが、

「同じ土俵に乗らない」

のです。会話から降りちゃう。「売り言葉に買い言葉」なんて、相手と同じ穴のムジナになっちゃうからね。

カッカしたらそれこそ相手の思うつぼです。加えて、

「できるだけ、かかわらない」

ことです。たとえ上司だろうと、そいつが悪意あるなら、いくら媚びても時間のムダ。むしろ積極的に離れることを意識しないと、邪気を受けてしまい、ろくなことになりません。

付き合っているヒマがあったら、反省点を生かして改善を図り、さっさと自分の時間に振り向ける。これで行きます。