ツイッターのホーム(フィード)画面をフリックしていると、思わず手を止めるツイートありますよね? そのときは流し読みしても、後になってから振り返りたくなることありません?
記憶を頼りに過去の投稿をたどるのはたいへん。なので、少しでも気になったら「ブクマ」するようになりました。
僕は拡散するという行為がどうにも苦手で、Facebookでも公開設定にはしていません。SNSでの友人・知人限定で十分。
衆人環視の中に置かれる投稿やリツイートなんて、自分の脳内を、下着姿をさらして外を歩くに等しいんです、極端に言えば。
自分で自分のことを「投稿」するなら半ば開き直りもありますが、ポリシーや考え方が伝わるような「リツイート」はかえって難しいと感じてしまう。ま、誰も気にしないんですけどね。
だもんですから、このツイッターのブックマーク機能は活用しまくりです。自分だけのスクラップブックみたいなもんです。しかも不要になったら解除すればいい。
「いいね」を押すのもためらうときってないですか? 趣味嗜好が周囲に知れちゃうからね。ご丁寧に「だれそれさんが“いいね”しました」とホーム画面に出てくるんだもん。ひと様のは楽しいけど、自分のはなぁ。ま、誰も気にしないんですけどね。
「拡散」こそSNSの醍醐味というのは分かります。けれども、こっそりとスマホの中で楽しむのもまたSNSの良いところではないかな。
そんな自分でも投稿や、リツイートをするときはどんなときか?
「周りにも読んでほしい」「(笑えるとか。ためになるとか)お役に立てるかもね」「自分の考えをチラ見せしたい」というときですかね。
ちっちゃいこと言ってしまいますが。少なくとも衝動的につぶやきはしない、できない。どこかにブレーキがかかる自分なので、中川淳一郎さんや想田和弘さんのように、舌鋒鋭く主張できる方には、だから「すげぇな」と胸がすくわけです。