アフィリエイト広告を利用しています。

イチローズ モルト&グレーン505、穏やかな番外編。

イチローズ モルト&グレーン505

飲食店向けに限定リリースされたイチローズモルト、ようやくいただきました。

イチローズ モルト&グレーン505 ワールドブレンデッドウイスキー(Ichiro’s Malt & Grain World Blended Whisky) 50.5%

  • 香り…全体を覆うフローラルな香りの中に、イグサが隠れキャラ。追って麦芽、ユリの花、キャラメル、焦げたトースト。
  • 味…メロウでスイート。ねっとりとした麦芽様の甘さ。バタースカッチ、アーモンドキャラメル、背後にスパイス。
  • 総評…スコッチのような穏やかさと甘さの奥に、微かにイチローズモルトらしさが。アルコールっぽさが皆無で、飽きずに飲んでいられる。

88点

@保志IRIS

イチローズ モルト&グレーン505をテイスティング

こりゃ美味いです。
あえてイチローズモルトっぽさが削がれているかのよう。
貶しているわけではなく、めっちゃ穏やかな味わいゆえ、結果こういうブレンド具合になったのかな、と。
意外なほど穏やかなスピンオフといった感。
実際モルトの比率は多めだそうですが、イチローズモルトの比率はさて、どれくらいなのでしょうか。

野暮な疑問はさておき。
「505」のネーミングの由来はアルコール度数からでもあり、505という算用数字が「SOS」に似ているから、とも。
ご承知の通り、長期化している騒動の煽りをもろに受けている飲食店の現状を憂いてのことでしょう。
肥土伊知郎さんのはからいというか、深い思慮を垣間見ることができます。

いろんなBARでボトルを見かけるたび、指名しようとすると他のお客さんが頼んじゃう。
そんな感じで機を逸していたのです(「同じものを」と言えないタチでね)が、ようやくありつけました。
いやほんと、飲めるうちに飲むべきだよ、なぁおれ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性