本坊酒造マルスウイスキーのシングルモルト「駒ヶ岳」、BARでフツーに見かけるようになりました。そのなかでも、こちらは東京のBAR専門にアイテムを扱う酒屋さん、武蔵屋によるオリジナルボトルです。
駒ヶ岳 シングルカスク 2014武蔵屋オリジナルボトル
香り…やや主張あり。板張りの床。きなこ&糖蜜、マーマレードジャム、割り箸と綿あめ。
味…ココナッツウォーター。ホワイトチョコレート。余韻は短め。
総評…「駒ヶ岳」の素を感じる。できれば樽詰めの年代ごとに比較したい。パンチもあってシェリー樽派も満足では?
次に飲むのは?…同じく期待感ワクワクの「秩父10年」。
@Kokage
度数58%の4年もの。シングルカスクのバーボン樽です。ねっとりではなくサラリとしています。「駒ヶ岳」はどちらかといえば温和で、幅広い飲み手に支持されそうですが。こちらはシングルカスクとしてあえてバランスを取っていない分、駒ヶ岳の素の一部分を垣間見る思いです。
もっとも、武蔵屋さんが樽を選定しているのですから、飲み手が「あれ?」というような結果のはずはなく……。このボトル1本で評価を断定するのは危険でしょうけど、ここ最近とこれからの「駒ヶ岳」を見る意味で、参考になるのではないでしょうか。ぼくはますますこれからを期待しちゃいますね。